最近の調査では、ED(勃起障害)も動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞のサインではないかと疑われています。
哺乳類のオスは、ほとんどが勃起して子孫を増やしていきます。
勃起がないということは、子孫が残せないということになります。
勃起しない状態を最近では、ED(Erectile Dysfunction:勃起障害)と言います。
日本性医学協会では、75%以上の確率で勃起が不十分なため、十分な性行為ができない状態と定義されているようです。
全然勃起しないのはもちろん、3割ができない状態、また、中折れであればEDということになります。
日本の男、約1,130万人がこの状態にあるとの調査結果もあります。
動脈硬化、脳卒中、心臓病の前触れのED!
性行為の中でも、EDの悩みは深刻だと思います。
EDに比べれば、短小や早漏はまだ悩みとしては低い方ですね。
しかもEDは、深刻な病気を抱えている可能性が指摘されています。
男の血管は、40歳以上からだんだんと衰え始めます。
最初に表面化するのが勃起力です。
EDは加齢とともに始まる生活習慣病とも言えるかもしれません。
ペニスの静脈はひじょうに細く、動脈硬化の影響が最初に出やすい場所です。
ですから、EDは心臓病や脳卒中の前触れかもしれません。
男が正常に勃起するためには、3つの条件が揃わなければなりません。
まず最初に、副交感神経が優位になること(リラックスした状態)、次にテストステロン(男性ホルモン)が充分にあること、そして神経や血管から一酸化窒素(NO)が出て、ペニスの血管を広げることです。
加齢によって血管の機能が衰えると充分なNOが出なくなるため、勃起しにくくなっていきます。
心臓病や脳卒中もNO不足から起こっていますし、脳内でNOが出なくなると、うつ病になりやすくなると言われています。
実際にうつ病の人は、1年くらい前から勃起しなくなっていることが多いそうです。
そこでEDになった時の対処として、基本は食事や運動です。
スイカや冬瓜などのウリ科植物にはシトルリンという物質が含まれていて、このシトルリンにはNOを作って血管を拡張させる働きがあり、勃起力を高めます。
しかし、本格的EDになった場合は、最も効果が期待できるのはバイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(パルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)と呼ばれるED治療薬です。
ただし、これらの治療薬は本人の意思と関係なく、機械的に勃起させるわけではありません。
バイアグラなどの治療薬がペニスを勃起させる仕組み。
男が脳で妄想で興奮すると、それが脳の中枢から脊髄を通ってペニスの海綿体に伝えられます。
するとペニスの神経や血管からNOが出て、海綿体の中にサイクリックGMPという物質が増えます。
このサイクリックGMPに海綿体の筋肉を緩める作用があり、海綿体の血管が広がります。
その結果、大量の血液がペニスに流れ込み勃起するというわけです。
しかし、海綿体の中には、せっかく増えたサイクリックGMPを壊してしまうPDE5という酵素がいます。
このPDE5の働きを抑える働きをする薬が、バイアグラ、レビトラ、シアリスです。
つまり、これらの薬が、男が準備OKになった時に、ブレーキ役のPDE5を抑えて、サイクリックGMPをどんどん増やしてくれるわけです。
これらの薬は、いざという時の特効薬のように言われますが、この薬を日常的に服用すると、血管力が回復し、テストストロン値も上がり、体内の活性酸素も減ることがわかったという報告もあります。
これらの薬は決して安価ではありませんが、50歳を過ぎた暁には、しっかり医師の診断のもとでこの薬で復活を目指すのもありかと思います。
バイアグラのジェネリック3種
バイアグラもジェネリック薬品によりその効果が立証されています。
ここでは、管理人が調べたジェネリック3種のみを紹介します。
あくまで、個人輸入での購入になりますので、取り扱いには十分に気を付けて下さい。
これらのED治療薬は、有名なバイアグラと同等の有効成分を含んでいます。
また、バイアグラよりジェネリックのため、低価格でお求めできますね。
1 [バイアグラジェネリック]シルデナフィル50mg
[バイアグラジェネリック]シルデナフィル50mg・Macleods社製
2 [バイアグラジェネリック]シルデナフィル100mg・Sandoz社製
[バイアグラジェネリック]シルデナフィル100mg・Sandoz社製
3 管理人も使用しています。[シアリスジェネリック]メガリス(Megalis)
このジェネリックタブレットは、効果がゆるやかに表れるのが特徴です。