前立腺がんを「ダ・ヴィンチ」で手術して男らしさをアップする?

立腺がん手術の問題点とは?

40歳代や50歳代にも急増しているという前立腺がん。

いざ、なってしまったらどうするればよいのでしょうか?

抗がん剤や放射線による治療も行われていますが、最も確実な治療法は、がんができた前立腺を手術で掃出してしまうこととされています。

ただし、前立腺の摘出手術には、男性にとって無視できない「副作用」があります。

「問題は前立腺が尿道を取り囲んでいるうえ、周りにタケノコの皮のように勃起神経があること」です。

そのため、前立腺がんの手術をすると尿道や勃起神経が傷つき、尿が漏れたり、勃起しなくなったりすることが多かったのです。

米国の統計によると、手術から半年後、尿漏れを起こさない人は38%、セックスができる人はわずか8%だったという結果がでています。

このことは、何と9割の男はセックスができなくなるというわけです!

ロボット手術の発達で起きた革命とは?

何よりも大切な命には代えられないとはいえ、これまた大切な「ムスコの命」を犠牲にするのもいやです。

そんな悩ましい前立腺がんの手術に革命が起きようとしています。

ロボット手術「ダ・ヴィンチ」が開発されました。

この装置は、患者を直接手術するのは、ダ・ヴィンチというロボットです。

医師は手術台から離れたコンソールに座り、モニターを見ながら両手両足を使ってダ・ヴィンチを遠隔操作して手術を行うというものです。

ロボットといっても「鉄腕アトム」のように自分で考え、動くわけではなく、人間が操縦する「ガンダム」タイプということになります。

モニターの映像を拡大することによって、従来では考えられないような細かい作業も可能になった。

その結果、尿道や勃起神経を傷つけずに、前立腺だけをきれいに切り取ることができるようになったのです。

しかもメスを使う開腹手術ではなく、腹腔鏡で行うため患者の肉体的負担も少なく、手術の翌日には歩けるようになり、1週間程度で退院できるといいます。

ダ・ヴィンチを使えば、勃起神経を残すことが可能なのです。

40歳代や50歳代といった若い年代であれば、手術後にセックスができる確率は高いのです。

ダ・ヴィンチが登場したのは、2000年のことです。

前立腺がんの手術から始まり、今では胃、腸、腎臓、子宮など、さまざまな臓器の手術に使われるようになっています。

ダ・ヴィンチは、現在、日本に約200台が設置されていて、国立がん研究センター、聖路加国際病院、東京大学、東京医科大学、帝京大学、杏林大学、順天堂大学などの各附属病院などで使われています。

ダ・ヴィンチは、保険も適用されるということなので、一度相談してみてもいいでしょう。

ところで、前立腺の摘出にはプラスの副作用もあるようです。

前立腺を取ると、なぜか血中の主要な男性ホルモンであるテストステロンの数値が上がるという結果もでています。

そのため、従来までは、手術して性欲が高まったのに、肝心のムスコがウンともスンとも言わなくなるという非劇も多かったと言います。

しかし、ダ・ヴィンチを使えば、そんなジレンマからも解放されることでしょう。

さらに、前立腺がんの摘出手術を受けた1万8,209人を追跡調査した結果、 「手術を受けた人は通常よりも長生きする」こともわかっています。

前立腺は、謎の多い臓器と言われています。

年を取ると、なぜか前立腺から悪い物質が出るのかもしれません。

もしかすると老化によって、テストステロンを抑える物質が出るようになるのかもしれない、という意見も聞あるようです。

気になったら簡単な検査でチェックを

ほかのがんに比べると前立腺がんの死亡率は高くないようです。

それでもがんであることに変わりありません。

いくら画期的な治療法が登場したとは言え、発見が遅れれば、命にかかわることになります。

ですから、今までは、重要な性機能を犠牲にしても手術していたわけです。

2009年以降は、日本でも毎年1万人以上の人が前立腺がんで命を落としています。

そんな前立腺がんの早期発見に有効なのがPSA (前立腺特異抗原)検査です。

PSAとは、前立腺から血中に出てくるたんばく質のことです。

前立腺肥大症などでも高くなりますが、前立腺がんになると確実に数値が上がります。

正常値は、 1ng/ml以下とされ、 「6以上になると、約20%の確率で前立腺がんができています。

40歳代で2以上、 50歳代で3.5以上、60歳代で4以上は、要注意レベルと言われています。

多くのがんと同じく、自覚症状が表れてから病院に来る人は、すでにかなり進行していることが多いようです。

問題は、日本でPSA検査が普及していないことでしょう。

米国では、 50歳以上の75%がPSA検査を受けているのに対し、日本では、10%前後にすぎません。

そのため、手遅れになりやすいと言われています。

実際、前立腺がんが発見された時点で転移があるケースは、米国では、3%しかないのに、日本では、実に20%もの人に転移があるといいます。

転移があれば、ダ・ヴィンチで前立腺を摘出しても終わりとはなりません。

50巌を過ぎたら一度は、PSA検査を受けるべきでしょうね。

数値が高かった場合、年1回受け続けるのが望ましいということです。

PSA検査は、泌尿器科で簡単に受けられます。

費用も数百円しかかからないので、50歳を過ぎたアンチエイジングを目指す男達は、積極的に受診してもらいたいですね。

早期発見さえできれば、前立腺がんは決して不治の病ではないのですから。

管理人も、友人が前立腺がんになり、検査を勧められたので、3カ月に1回の血圧検査時に申込みました。

結果は正常。

それだけで安心できます。

ぜひ、アンチエイジングのために、ASP検査を推奨します。

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